福島民報によると、福島県は、東京電力福島第1原発事故で拡散した放射性物質の
水田への流入を防止するため、平成25年産の米の作付け前に、汚染状況重点調査地域に
指定されている、40市町村の農業に使われている用排水路の除染を完了させるとのことです。
市町村と農家の協力を得て、水路の土砂を取り除くそうで、作業は業者発注も考えている
そうです。ただ、水路の総延長は約2万㎞に及び、土砂の除去量は最大40万m3程度と
推計しているそうです。問題なのは、最終貯蔵施設の場所の候補も無く、中間貯蔵施設
建設の見通しも無く、仮置き場の確保の見通しも全く無いまま、計画だけは作られています。
計画を立てる前に、徐染により発生する放射性廃棄物の処分場や仮置き場の確保を
優先して欲しいものです。もう一つ、今までの徐染方法の問題点も検討する必要があります。
ではまた、広報担当サマンサでした。
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計画だけなら猫でも立てられます
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