北海道新聞によると、農業従事者の60%が65歳以上で40代以下は10%と
とのことです。つまり、40歳以上の農家が90%ということです。その上、
高齢者の引退に伴い耕作放棄地は増加しています。また、比較的若い
新規就農者の30%は生活不安から5年以内に離農するそうです。
食料自給率は前年度と同じ39%で、今後、TPPの影響で27%に
下がると試算しているそうです。先日、政府が掲げた農業の成長戦略では、
農地集約による規模拡大が柱となっていて、農業の担い手に、まとまった
農地を貸し付ける都道府県レベルの農地集積バンクを創設する方針を
示しています。政府は農業従事者の所得を10年後に2倍にする計画を
立てています。農地集約は理解できますが、小さな水田を集約しても、
水田は大型の耕運機などが利用できません。政府が言う農業従事者の
所得を10年後に2倍にする計画は、農業従事者を10分の1とか、
100分の1にすることなのでしょうか。
ではまた、広報担当サマンサでした。
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