和歌山県みなべ町や田辺市の梅農家らが同地域で400年続く梅作りから
梅干しを食べるまでの、梅システムの世界農業遺産登録を目指し、取り組みを
本格化させているそうです。確かに、梅栽培は古く、その技術は今も受け継が
れています。ただ、梅を漬けた後に発生する廃液、梅酢が問題になって
いましたが、江戸時代の漬け物や料理の本には、その酸っぱさや塩分濃度を
用いて、梅酢を調味料として用いている記事があります。ウチの先祖も
塩が貴重であった江戸時代から現在も、梅酢にキュウリやナスやキャベツや
白菜や野沢菜を浅漬けにして食べていました。梅漬けや梅干しの後に残る
産業廃棄物の梅酢も素朴な味の調味料です。
ではまた、広報担当サマンサでした。
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調味料としての梅酢
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