約220ヶ所で生息している、マリモの起源は日本であることが釧路市教育委員会
マリモ研究室の研究で明らかになったそうです。マリモを食べた渡り鳥が広めた
と見られ、釧路市の阿寒湖と、約8500㎞離れたアイスランドのミーバトン湖の
マリモが同じ遺伝子を持つことが確認されたそうです。マリモは淡水湖沼に
生息する緑藻類で環境省の絶滅危惧種に指定されていて、球体で群生して
いるのは阿寒湖とミーバトン湖だけだだそうです。オランダなどの研究者と
共同で日本やドイツ、フィンランド、アイスランドなど33ヶ所の湖のマリモの
遺伝子を調査し、最も古いタイプの祖先型は日本に集中していて、祖先型の
マリモが最も時間をかけて変異を重ねたものが琵琶湖にあることなどを理由に
日本が起源と結論付けたそうです。また、大陸に伝わった時期は13万~7万年
前の間、1万年前の最終氷期以降、マリモを食べたハクチョウやカモなどの
渡り鳥が運搬役になり、フンに含まれたマリモの細胞や体についた胞子から
北半球の広いエリアに広まったと見られるそうです。自然って凄いね。
ではまた、広報担当サマンサでした。
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マリモは日本が起源
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