新聞各紙によると、東京電力福島第1原子力発電所周辺の飲料用や農業用の
大規模ダムの底に、森林から川を伝って流入した放射性セシウムが濃縮され、
高濃度で溜まり続けていることが環境省の調査で分かったそうです。50㎞圏内
の10ヶ所のダムで指定廃棄物となる基準、1㎏/8000Bqを超えているそうで、
ダムの水の放射線量は人の健康に影響を与えるBqではないとして、同省は
除染せずに監視を続ける方針だが、専門家は「将来のリスクに備えて対策を
検討すべきだ」と指摘しているそうです。岩部ダム1㎏/6万4439Bq、横川ダム
1㎏/2万7533Bq、真野ダム1㎏/2万6859Bqなどで、表層の水は各ダムとも
1ℓ/1~2Bqで、飲料水基準の1ℓ/10Bqを下回っているそうです。また、農林
水産省東北農政局が2013年12月、総量を独自調査したところ、ダム底の
110ヶ所から抜き取った堆積土の数値をもとに10㎥ごとの堆積量を試算した、
結果、セシウム134と137の総量は推定値で約8兆Bqになったそうです。
つまり、ダム底の水には指定廃棄物が沈殿しているが、表層の水は安全と
言うことになります。ダムを掻き回したり、一挙に水を注ぎ込まないように
することが重要のようです。恐い話しですね。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、水の中に混入しているセシウム134と137は沈殿することで、低濃度
になると言うことです。新しい処理方法が見つかったのかも知れません。
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恐い話しです
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