大阪の寿司店が大量のわさびを乗せた握り寿司を外国人観光客に提供していた
、とされる問題で、観光庁が8年前に発表した資料では、多様な食文化・食習慣を
有する外国人客への対応マニュアルが改めて注目されているそうです。外国人の
中には、1回の食事で1本の練り山葵を使い切る人もいるそうですが、山葵の適量
って人により国により違うようです。以前、研究で練り山葵や練り辛子の色を測る
研究をしていましたが、練り山葵や練り辛子の中身が同じでも、色が、わさび色だ
と山葵の味がして、からし色だと芥子の味になってしまいます。50年以上も前の話
しですが、山葵を練ってチューブに入れる話しがあり、山葵が大量に無かったため
西洋山葵(ホースラディッシュ(horseradish、学名:Armoracia rusticana)に色を
着けて、山葵や芥子にしていました。わさび色に着色すると山葵に、からし色に着
色すると芥子になりました。人間って色を変えると味まで変わってしまうものよう
です。今、お寿司屋さんで外国人観光客向けに出している、練り山葵は、本物の
山葵が使われているかどうかは知りませんが、山葵や芥子の色がきれいなのは、
本物ではないかも知れません。
ではまた、広報担当サマンサでした。
追伸、今度、スーパーに行ったら練り山葵と練り芥子の材料が何か調べてみます。
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山葵はわさび色ですが
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