1860年代、アイヌ民族は地球上で最も原始的な民族とみなされ、人類学の研究対象になり、
研究者らは遺骨を計測する方法で人種の特徴やその系譜を解明しようとしていました。今、
研究拠点だった、ベルリンには、北海道やサハリンで収集されたアイヌの遺骨が多数保管
されたままとなっているそうです。日本国内にも、某大学などに1000個以上の頭蓋骨が
保管されているとのことで、研究者の教授らが、転勤したり退官するとそのままになったり
していることは前々から知られています。日本ではアイヌの言語や文化を取り戻そうとする
動きが進んでいるそうで、2008年にアイヌ民族を先住民族とすることを求める決議をした
そうです。今、内外の研究機関に収蔵されている遺骨の返還運動が起きているそうです。
人類学や医学では、遺骨を返還しても新しい保存方法があります。
ではまた、広報担当サマンサでした。
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遺骨ですから
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