Nature Communicationsによると、収穫量の減少を抑え、植物の
生育に必要な水の量を4分の1減らせる遺伝子組み換え技術を開発
したとする研究論文が発表されたそうです。日本では水不足が
深刻になることは少ないようですが、海外から輸入される食品は、
輸出国の水を大量に使用して生育したものが日本に輸入される
ため日本の水を使用している感覚は無いのですが、輸入作物1tに
対し、水は10倍の10tほど必要のようです。米イリノイ大学
(University of Illinois)などの研究チームは、モデル作物として
実験によく使われる植物のタバコの単一遺伝子を改変して、通常
必要とする水の量を75%しか使わずに正常に近い大きさにまで
成長させることに成功したそうです。日本でも外国産の食品を
食べるために水が少なくて育つ植物の研究をするべきです。一方、
輸入されている牛も豚も羊も鶏も輸出国の植物を食べて大きく
なり日本にやって来るのですよね。
ではまた、広報担当サマンサでした。
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75%の水で育つ作物の研究
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