-- 緑と黒のくらかけ豆・鞍掛豆 --

 

TS3E4132.jpg
平成28年、長野産のくらかけ豆入荷いたしました。

 
種用 10粒単位 150円+送料72円=222円
食用 250g   980円(税込み・送料込み、全国均一)
   500g   1480円(税込み・送料込み、全国均一)

ご希望の方は下記フォームよりご連絡ください。


名称:       緑と黒のくらかけ豆・鞍掛豆
種まき時期:  6月(ハトに狙われやすいので、ポット苗を作るのがおすすめ) 
収穫時期:   10-11月
地域:             
由来: 
特徴: 


長野のおばあちゃん達の秘密兵器が、この「くらかけ豆」です。この豆を使った料理「ひたし豆」はお茶請けとしてよく出てきます。

私は長らく、とてもおいしい枝豆で、むき身にしてあるし、どうやったらこんな完璧な枝豆がゆでられるのだろうと、疑問に思っていましたが、とても簡単に作れる煮豆だということを知りました。

調理法は、豆の分量の5倍程度の水につけて一晩以上戻します。水を吸うと2.5倍ほどの量になるので、仕上がりの量は参考ください。

ちょっと塩気を感じる程度の濃度の塩水でゆでます。時間は30分もゆでれば十分に火が通ります。緑色が黄色く変色してしまうと、柔らかくなりすぎてしまうので、注意してください。これだけです。

食べるときには、醤油を少しかけますが、大根おろしを添えるところもあります。

ほかの煮豆の調理法のことを考えるととても簡単です。黒豆は柔らかく上手に煮るには手間がかかりますし、花豆などは三日ほど煮込み続けて、灰汁を取り続けたりする必要があるのです。

ほかの地域では、「のり豆」とも呼びます。海苔の味がするとのことですが、私はそのようには感じませんので、磯辺焼きのように、のりを巻いたような模様だからではないかと思います。

関西の方に試していただいたところ、黒豆のように柔らかい煮豆が一般的なので、この枝豆のような歯ごたえのある煮豆は、生煮えと思われたりします。

この豆がいつから食べられているのか、記録を見つけることはできませんでした。ひょっとすると、あまり歴史は古くないのかもしれません。

このひたし豆が欠かせない長野の風習が「おちゃっこ」です。漢字で書くと「お茶講」です。

講の一つで、今でも庚申講や伊勢講などが続いているところもあるかと思います。講とは、端的に言えば民間信仰の一つで、みんなでお金を持ち出して、緊急で必要になった冠婚葬祭の費用を講仲間に貸したり、伊勢参りの旅費として代表者を送り出したりします。

「おちゃっこ」の場合は、お嫁さん限定の講で、なにかと家に縛り付けられるお嫁さんも、「おちゃっこ」に呼ばれたら、家事はひとまず置いておいて、ほかの家人に文句もいわれずに出かけることができます。そこで、ほかの奥さんになにかと相談したり、噂話をしたり、息抜きをして、再び家事に戻るというしくみです。これを各自の講仲間のうちで持ち回りで開きます。

「おちゃっこ」では、まず緑茶。湯呑のお茶が少なくなるとどんどんとつぎ足します。そして、みんなで持ち寄ったお茶請けを並べます。定番のお茶請けが、野沢菜漬け、奈良漬けなどの漬物。あんずのシロップ漬け。リンゴなどの果物。お菓子に、そして、ひたし豆。10種類近いお茶請けを前に、のんびり過ごします。女性は3人以上集まって話をすると、話の内容はともかく、ストレスを軽減できるとも聞きます。理にかなった仕組みなのです。

女性陣が、男性陣の知らぬところで、食べるおいしい料理。それが「ひたし豆」なのかもしれません。

DSC_010501.jpg

お問い合わせ