HOME ▶ ユクフムの摘み草料理でエコロジー生活


本物の「ししゃも」と、偽物「カラフトシシャモ,カペリン」

シシャモを食べたことありますか?おそらく、もちろんという方が大半だとおもいますが、果たして本物のシシャモ食べているのでしょうか。どうしてかというと、日本で流通しているシシャモの1%程度しか本物のシシャモが存在しないからです。もともと、シシャモは北海道の一部でしか漁獲できない種類で、昔は大変な漁獲量があって日本中で食べられていたものですが、他の水産資源と同様に、乱獲のためか数が減り、いまでは産地や北海道の中で、また良く知っている人によって消費されているので、幻の魚といえるかもしれません。

じゃぁ、私たちは何を食べているかというと、「カペリン」俗名カラフトシシャモという魚を食べているわけです。カペリンも嫌いではありませんが、結論から言うと味は全然違います。数の減ってしまった本物のシシャモの代用として食べているわけですが、常識という物が過半数を超える認識であるとすれば、日本のシシャモというものはカペリンということになるかもしれません。

随分、年を取ってきましたが、本物に出会ったのは最近です。なんでも、11月ごろに漁が行われて、現地では天日干ししたものを炙って食べるのが一番美味しい食べ方だそうです。たしかに、天日干しした海産物は、うま味成分のアミノ酸一種が増えるし、するめなどだとわかり安いですが味が濃く感じますので理にかなっています。そして、特にオスが美味しいそうです。これはいがいです。代用品のカペリンなんかは、売られているのは全部メスで子持ちししゃもが有名で、カペリンにまるでオスがいないような勘違いをしてしまうようなことなのに、本物はオスが美味しいそうです。

焼く前の写真は、たしかに随分色形が違います。カペリンは冷凍で随分霜がついて、比較としてはちょっと問題ですが奥の大きい物がオス、真ん中の小ぶりの物が子持ちのメスの本物のししゃもです。大きさこそ似ていますが、カペリンよりも赤身があります。形もカペリンは平坦な感じがします。また、顔は干していることもありますが、最近貴重品になった真鰯のめざしの様です。口が大きいのかもしれません。

 

CA33002101.jpg

 焼くと、ちょっと違いが分かりにくくなります。ただし、本物は鱗がしっかり残って芳ばしく感じます。最初にメスの子持ちししゃもを食べます。ちょっと、卵の量が少なくカペリンのイメージとちょっと違います。味を言葉で説明するのは難しいですが、カペリンが卵の味で食べるとすれば、本物は身の味が美味しいようです。全く別の味です。食感も身の具合が違い、干して濃縮されたうま味があります。そして、真打ちのオスのししゃもです。身が大きくて食べ応えがあります。丸かじりできますが、めざしとも、全く違うおいしさです。独特の風味があるんです。似たものをうまく提案できないのが心苦しいところです。

 

 

 

 

 

CA33002501.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





摘み草料理でエコロジー生活の月別バックナンバー


 


I gather herbs.

  • プロフィール
  • ユクフム
  • 庭の身近な野草・山菜は
  • 無農薬で安心な食材です。
  • そんな食材を取り入れた
  • 摘み草料理を実践中。
  •  
  • タグ一覧はこちら


Image

  • 摘み草日記の写真

人工薪


Helpful ・・・

  • 参考までに
  • ロゴス(LOGOS) ダッチオーブンM(バッグ付) 81062207
  • GEFU ポテト&フルーツしぼり 13200
  • となりのトトロ

 


Translation

Category

  • カテゴリ