秋の摘み草にぴったりの食材が「サツマイモのつる」といいますか、サツマイモの茎です。サツマイモの栽培をしていると、葉が次第に広がり続ける物でその余分な葉がでるそうで、その茎の部分が今頃になると食材として売られています。
戦時中には大切なビタミン源となっていた重要な食料で、お年寄りには懐かしい食品でしょう。一見、フキにも似た物なので、キャラブキの要領で煮込んでみました。おまけに、冷凍で残っていた金目鯛と一緒煮付けたら美味しかろうと、一緒に料理です。

煮汁は、創味のめんつゆに砂糖を加えたものをベースにしています。魚がひたひたに浸かるように、水で多少薄くしてみましたが、これは正解だったようで、サツマイモのつるに火が通るには、長めに火を通した方が良さそうです。4cmほどに茎をカットして鍋に加えて20分ほど火にかけ煮込みます。減った煮汁を金目鯛におたまで回しかけるのも大切です。
十分に火が通ったところで、魚は別に盛りつけて、残ったサツマイモの蔓の煮汁を煮詰めて水分を飛ばし、一気に具材に味を入れていきます。なかなか良い色に仕上がりました。
食べてみると、シャキシャキした食感が残っていて、なかなかのおいしさです。くたくたに煮えたキャラブキもいいですが、このサツマイモの蔓のように、食感が残っているところがおいしいのです。それに金目鯛からでた出汁が隠し味のように効いているようでもあります。
短い時間に二品できたのもよかったんじゃないかな。




