山野に多き常綠喬木にして之を遠望すれば恰も森の如く所謂杉形を成して一種特有の狀態を呈す。抑もすぎの名稱は其の幹、直ぐなるが故なりといへるが上海、廣東、福州等に於てはSung といへば恐くはこれより出でたる語なるべし。本邦支那の一部にのみ産す。山中自然生のものなきにあらねど多くは栽植して林を爲すものなり。≪大植物図鑑の続きを読む≫
江戸時代の掲載資料
倭名類聚抄
20
木
箋注倭名類聚抄
10
木
大和本草
11
園木
日本書紀
1
神代
日本書紀
15
顯宗