園圃に培養する蔓性の一年生草本なり。毎葉腋より卷鬚を出し上昇す。葉は圓き心臓形にして往々淺く掌状に缼刻することあり。夏日白色にして先端五裂せる合瓣花を開く、雌雄異花にして同株に開くこと前種の如し。花後生ずる果實は中間縊れたるものにして、肉は苦く食すること能はざれども中を空にして酒を盛る器とするにより古來有名なるものなり。≪大植物図鑑の続きを読む≫
江戸時代の掲載資料
園圃に培養する蔓性の一年生草本なり。毎葉腋より卷鬚を出し上昇す。葉は圓き心臓形にして往々淺く掌状に缼刻することあり。夏日白色にして先端五裂せる合瓣花を開く、雌雄異花にして同株に開くこと前種の如し。花後生ずる果實は中間縊れたるものにして、肉は苦く食すること能はざれども中を空にして酒を盛る器とするにより古來有名なるものなり。≪大植物図鑑の続きを読む≫
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