常綠喬木にして發育の度甚だ速く凡そ二十年を經過すれば柱材となる。されば老大なるものに至りては幹高十餘丈周圍二丈餘に達す。上古火燧の具は此の木を以て造りしを以て「火の木」の名あり。葉はアスナロに似て鱗片状をなせど稱々小く枝に密着して殆ど開出せず。花は單性にして雌雄同株に着き毬果は頗る小く累々として着生す。≪大植物図鑑の続きを読む≫
江戸時代の掲載資料
倭名類聚抄
20
木
箋注倭名類聚抄
10
木
和漢三才図会
82
香木
日本書紀
1
神代