ワサビの事を改めて調べてみました。本わさびの年間生産量は2000tちょっと。国産西洋わさびの生産量は2000t。ほとんどが北海道。
輸入しているワサビの多くが、中国産の西洋わさびが8000t。大体このぐらい。国産西洋わさびの価値は、
本来は、本わさびと同程度ともいえます。
83%が西洋わさびで、普段食べているワサビは、その多くが緑色に着色された西洋わさび。本わさび使用で50%以上の本わさび、本わさび入りは50%以下ということが読み取れます。原料の表は、多い材料ほど先に書かれていますので、容器の裏を見て、本わさびと西洋わさびみるのはいいかもしれません。
さて、全体の67%が輸入品で、国産西洋わさびの価値が高いということは、チューブの半分はおそらく中国産ということになるかと思います。
ここで言いたいのは、西洋わさびの味は、みんなが普段食べているワサビの味だということ。
西洋わさびは、偽物という考えがあるような気がしますが、ワサビの主体は西洋わさびなんです。本わさびを食べるには、目の前ですり下ろすしかないわけです。
もう一つあげれば、西洋わさびの栽培は、比較的育てやすい。庭先で育てられる。採りたてを食べることができるのも西洋わさびという訳です。

コメントする