2月21日付けの日本テレビ番組「鉄腕DASH」にて、和漢三才図会より、湯たんぽの画像をご利用頂きました。

湯たんぽは漢字で書くと湯湯婆になりますが、中国では「たんぽ」としか呼びません。もともと、ことばの中に、お湯の字がすでに含まれているんですが、新たに日本では「湯」の字が足されて呼ばれていることが、不思議です。

この冬は、暖房費を抑えるべく、湯たんぽの売り上げが例年に比べて多かったと聞きます。その湯たんぽも、400年前にはすでに作られ、今も必要とされているベストセラー商品ということにもなるかと思います。

単純な仕組みでも、今も必要とされる、これからも売れる商品のアイデアが古文書の中にあります。特に、江戸時代の環境技術は、大変優れているので、改めて、古い資料に目を通すのもおすすめです。

番組中では、DASH村で生まれたばかり子ヤギ「ふぶきちゃん」が冬を乗り越えられるように、陶器で湯たんぽを作っておりました。寒い日と暖かい日が、極端に、交互に訪れた冬でしたが、無事、元気に育って貰いたいものです。