-- 伝統芸能を守る「傀儡子」と「浄瑠璃」 --
様々な娯楽が増える中で伝統芸能を続けていくのは、とてもすごいことだと思います。また、その深い造詣を大切にすることが、日本の文化であったり、まねできない観光における魅力にも繋がっていくのではと思います。お金をかけて、大型施設を作って人を集めるのとは、緩やかだけど、その地域のためになる重要な事だと感じます。
浄瑠璃などの保存をされている方から、「傀儡子」と「浄瑠璃」の資料を探されているとのことでお問い合わせをいただきました。
江戸時代の百科事典には、「つちのこ」さえも描かれているのですが、なかなか、調べても「傀儡子くぐつし」が見つからない。
芸能なのか。それとも職業なのか。あれこれと調査。
そして、「遊技」の巻、木偶(デク)つまり人形のところに、傀儡子の文字が。確かに、人形使いという事になるのですが、なかなか、今では使わなくなってきた言葉なので、仕方がなかったのかもしれません。
インターネットの検索時代だからということもあると感じますが、コピー複製された情報が増える中で、オリジナルの元のソース・情報源が見つからなくなってきていることがあります。だからこそ図書館の画像提供・文献調査サービスが役に立てばと思います。